はじめに
赤ちゃんの写真撮影は「窒息事故」と隣り合わせです。
赤ちゃんの頭の重さはなんと体重の3割あります。頭が重たいうえに筋肉が未発達なので自分で寝返りを打つことさえできず
ただごろんと寝かせるだけでも
顎が下を向きすぎて気道を圧迫したり
うつ伏せでうまく呼吸ができなくなったり
おくるみが首に巻きついて息苦しくなったりと
思わぬ事故に繋がる可能性があります。
どの会社のフォトグッズを選んでも
ご自身でフォトグッズを揃える場合でも
リスクは必ずあります
「有名なところだから安心」
「みんなが撮っているから安心」
「インスタで同じ様に撮ってた人がいたから大丈夫」
その様な決め方はとても危険ということを知っていてほしいのです。
たとえ今回CONYをお選びいただけなくても
一度立ち止まって考えて頂きたいのです。
ご自身でグッズを揃える場合にもリスクは変わりません。赤ちゃんの撮影はあらかじめ撮影計画を立てることが安全に繋がります
CONYではまず撮影計画のたて方からマニュアルでフォローをしております。
(年に3回は内容をアップデートし、1から印刷し直しています)
レンタルニュ―ボーンフォトは、お客様ご自身でグッズを揃えたときよりも安全でなければいけないと思います。
※実際のマニュアル 事前にWEB版をお送りし、撮影しながら見られるように紙でもお送りしております。
せっかく可愛い赤ちゃんの写真を残したい!と思ってくださっている中で、ここまで不安にさせてしまう様な文言で脅かしてしまい申し訳ありません(> <)
ですが それほど慎重になって選んでほしいですし、赤ちゃんの健やかな健康を第一に考え続けていたいのです。
CONYの考え方
まずはじめに、CONYではニューボーンフォトでは有名な以下の事柄に疑念を抱いております
①おくるみを巻く
➁ポージングをさせる
③1日に何度もお着替えをさせる
④見栄え重視の撮影
どれも業界では当たり前のように行われているので、不思議に思われるかもしれません。その理由を解説させていただきます。
①おくるみを巻く
一見簡単そうですが、おくるみを巻くのって実は結構難しいんです。もし誤った巻き方で神経を圧迫してしまったら?沢山練習が必要なおくるみを、いきなり撮影に採用するのは大変リスクがあると思います。集中して撮影を行うためにも、基本的に慣れないことはするべきではないとCONYでは考えています。
➁ポージングをさせる
業者様によって考え方は様々ですが、CONYでは赤ちゃんにポージングさせることを禁止しております。
SNSでよく見かける頬杖のポーズや、うつ伏せのポーズ。赤ちゃんが普段しないポーズをさせる事は赤ちゃんの命にも関わります。
そのようなポーズをリスクを冒してまで行う必要は一ミリも無いです。赤ちゃんは寝ているだけで神秘的ですし、それだけで価値があるものなのです。
③1日に何度もお着替えをさせる
一日の撮影で赤ちゃんがお着替えをする回数は多くても2着程に留めましょう。1日に何度もお着替えをさせる前提のセット内容には注意しましょう。
赤ちゃんを守れるのはご家族だけです。
④見栄え重視の撮影
①~③と重複しますが、業者によっては他店と差別化するためにSNS映えするようなベッドを使用している事があります。
見栄えに集中すればするほど安全性から遠ざかります。ご自身の目で、何が安全で何が安全でないのか判断する必要があります
私が言うのはおかしな話ですが、赤ちゃんの安全だけを考えた時にニューボーンフォトって余計でしかないのです。だけど
赤ちゃんが生まれた喜び
あなたが生まれたとき皆こんなに嬉しかったんだよ。と将来我が子に伝えたい
その思いを残すという意味で、撮影自体が幸せな思い出になるように。
安全になるべく素敵な思い出を残せるバランス感覚を忘れずに日々励んでおります
安全性とは?
ここからはニューボーンフォトを探す際にチェックしていただきたいポイントを解説していきます
①サイトの写真をチェック
上の写真は日本のニューボーンフォトでもよく見られる構図です。皆様はこれらを見て違和感を感じますか?
頬杖やうつぶせのポーズ
かなり危険なポーズです。
片腕ずつ撮影し、合成している事がほとんどですが、片腕ずつであろうが首の座っていない赤ちゃんにとって大変危険な行為に変わりありません。大変危険なポーズにも関わらず平気でSNSへこのようなお写真を載せている業者様へは注意が必要です。
高さのある場所で撮影
ベッド型やお風呂型、お写真のような三日月型のベッドはやっぱりSNS映えしますよね。ですが、幅が無い、安定のしない場所へ赤ちゃんを寝かせ、慣れない撮影の中もし何かの拍子に落ちてしまって頭や体を打ってしまったら…?考えたくもないです。このような高さのある物をレンタルでプロ以外が使用するのはあまりに危険ですし、見栄え優先でリスクをとっている業者には注意が必要です。
みのむし
日本の出張ニューボーンフォトでもよく見かけるポージングです。
まず、お包み自体も綺麗に巻くのに練習が必要ですし、正しい方法で巻かないと 赤ちゃんの神経や気道の圧迫につながります。
正しく巻けたとして、寝かせて撮っているならまだしも 、なんと実際に赤ちゃんを立てて撮影しているフォトグラファー様もいらっしゃいます。是非一度、このポージングの撮影風景をYouTubeなどで調べてみてほしいです。
(みのむし ニューボーンフォト等で出ます)
そこまでしてこのポージングにこだわる必要はあるかどうか考えてみてほしいのです
つるかご
ニューボーンフォトの撮影ではバスケットに赤ちゃんを寝かせる方法が主流です。しかし中でも、お写真のようなつる籠には注意が必要です。
出張撮影などでプロに用意してもらうならまだしもレンタルで使用されるのであれば、郵送中にヒビ・折れが出てしまったら? 気づかずに赤ちゃんを寝かせてしまったら?つる籠の様に固い素材は、伸びない分 見栄えは良いのですが万が一赤ちゃんに触れてしまった際に取り返しのつかない怪我につながってしまうのです
CONYでは見栄えよりも安全性を優先して、しなる素材のお肌に触れても大丈夫なバスケットを採用しております。
衣装の数は適切?
業者さんによって、セットに付く衣装の数はそれぞれ。正直に申し上げますと、質の良い衣装をお付けするよりも格安な衣装を5点位付ける方が、お客様受けは良いのです
HPのお写真越しに修正されたお写真を見ても、質なんてわかりませんよね💧
ただ、考えてみて下さい。5点以上コスチュームが付いていったい1日に何着のお着替が必要でしょうか?
仮に6着を2泊3日で借り、3日間毎日撮影したとして1日に必要なお着替えは2着。
5着の場合は2着を2日と1着を1日
3日連続で赤ちゃんにお着替えをさせるのは想像よりもずっと難しいですし、赤ちゃんにも産後のママにも負担がかかります
どの会社さんを選んでも1回のレンタルで結局着せられるのは約3着が相場だと思ってください
(出張撮影やスタジオでも大体多くても3着です)
「5点も衣装が付いてこの価格なら安い!」と思って借りても、実際に着せられるのが3~4着ならば 最初から質の良い衣装のお店で借りる方がよっぽどお得ですし、ママと赤ちゃんの負担も少ないのです
なにより、5着以上衣装をつけるお店はママと赤ちゃんの事を本気で考えているでしょうか?そのようなお店で大切な赤ちゃんの撮影を行って本当に大丈夫でしょうか?
CONYではアニマルの衣装を同じ毛糸にすることで、最小限のお着替えで数パターンの撮影ができ、赤ちゃんの体重の変化に柔軟に対応できるようになっております
(サロペットが入らない時やお着替えが難しいときはパンツを履かせる等臨機応変にお楽しみいただけます)
もちろんCONY以外にも衣装が良質な業者さんはいますので安全性や好み・料金で比べてみてくださいね!
撮影準備からフォローしてもらえますか?
何度も申し上げますが、赤ちゃんの撮影はあらかじめ
しっかりと撮影計画を立てることが安全に繋がります。
大体の会社さんでは撮影の方法をフォローするマニュアルがあるかと思いますが、意外と盲点なのが撮影の前準備や計画の立て方から教えてもらえるかです
例えばCONYでは撮影日当日の流れはもちろんのこと
何から順番に決めておくべきなのか
撮影前にやっておくべきこと
着せる衣装の順番の決め方
ママさん以外のご家族様へのおねがい
等、斜め上からの解説も行っております
今検討している撮影サービスにどのようなフォローがあるかしっかり確認をしておきましょう。
CONYでは発送前にWEBであらかじめマニュアルを見て頂いております。
撮影日当日にあれこれ撮影のコツを説明するよりもよっぽど安全でリラックスして撮影を行えると考えているためです。
撮影の前段階から、着せる衣装の順番や当日の授乳計画等前 とにかく前準備へのフォローに力を入れております。
是非これらの事を意識してニューボーンフォトを検討してみてください!